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風曜日の月

終わりゆく僕らのヴァナディールで遊んだ記録。

海蛇の師弟たち

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コメント

1. 無題

いつも楽しく拝見しております。
自分も似たような経験あったなぁなんて懐かしく思いました。

歳なのか詳しくは思い出せないですが、
金策が冒険だった頃は楽しかったっていうイメージだけ残ってますw

Re:無題

コメントありがとうございます!

>自分も似たような経験あったなぁ

たぶん、ヴァナのあちこちで起きていた風景だったんだと思います。僕の拙い文章で、1人でも楽しいと感じてくださる方がいるというのは、恐悦至極。今後もおもひでぽろっとポエミーな日があると思います。どうぞよろしくです!

2. 無題

お、お師匠さまッッ・・・!!!
久しぶりのヴァナ・ディールのカタチなのに気づくのがこちらも遅れた不覚!不覚!!
でも相変わらず情緒あふれる優しい語り口で紡がれる素敵な思い出。堪能させていただきました!

一期一会、いいですね。フレとかLSとかいう関係じゃないけど、世界のどこかでつながった感覚。大好きです。そんな出会いがあちこちにあったヴァナ・ディール、懐かしいですね。
私はいつも送ってもらう迷子側とか教えを受ける側ばかりだったので、「弟子」に託してそっと見守る風曜日さまの懐の深さがカッコよくて痺れました。
また素敵なお話、楽しみにしています!

Re:無題

コメントありがとうございます!

>「弟子」に託してそっと見守る風曜日さまの懐の深さがカッコよくて痺れました。

長文にならないように注意した結果、意図せずキレイな部分だけ残っちゃいましたが、心細そうなタルタルの迷子が僕のあとをついてくるのを見て「たるたるかわえええええ」と変質者ばりに鼻息が荒かったこととかね。NMポップ位置でNM張りしている彼の姿を見た瞬間に歓喜したのは事実なんですが、6%くらいは「僕の方が先輩だから!先輩は後輩に譲るものだから!」という涙目な思いがあったりとかね。そういう闇の部分もわるわけですよ。かっこよくないw全然かっこよくありませんw

ただいまコメントを受けつけておりません。

海蛇の師弟たち

前回の記事が金策絡みだったので、そのついでに金策にまつわる昔話を1つ。



まだ僕が、ファーストジョブのカンスト手前あたり。レベル65とか70とかたぶんその辺。金策に効率を持ち込む前のお話で、金策そのものが冒険だった頃。

当時、僕のまわりでは、金策というとNMで一攫千金、BFで一攫千金、みたいな風潮がありまして。いわゆる「NM釣り」がそこまで得意ではない僕は、「知名度が低くて、即売れはないけれど数日粘って売れたらそこそこの小金になるアイテムを落とす」NMを狙っていました。そんな僕に、僕よりレベルが高いフレが教えてくれた狩り場、それが海蛇の岩窟でした。


海蛇で狙っていたNMは、

ホーリーアムプラ狙いで、ノーグ南側の段差上に沸くWuur the Sandcomber

そこから段差を降りた場所に沸くMasanはピジョンブラッド狙い

上記の2つを狙いながら雑魚サハギンを倒して人魚の木乃伊シリーズを揃え、獣人銀貨扉奥のSeww the Squidlimbedを倒し「獣人の財宝」というサブクエストでマーメイドリングを狙う

というラインナップ。「獣人の財宝」のサブクエストなんて、知らない人の方が多かったりするんでしょうか。(詳細はコチラ)アタリアイテムのマーメイドリングはもちろん100%ドロップじゃないし、このクエストだけを狙ってサハギンを狩るのはかなりの手間なんですが、2匹のNMを狙いながらその片手間にアイテムを揃えていくので、僕は苦じゃなかったです。それと、風曜日だけユタンガにポップするゴブリンNPCに会いに行くという部分が、「知る人ぞ知るヴァナの秘密」みたいな感じがして好きだったんですよね。


そんな、足繁く通っていた海蛇の岩窟で、僕は、道案内のボランティアをすることが何度かありました。

レベル上げPTをするためにノーグまで移動中だったはずの、レベル30台の迷子を保護してPTメンバーのところまで送り届けたことが数回。空蝉クエに行きたいLSメンバーやフレのガイドをしたことは数知れず。そんな中、僕は「最後の迷子」と出会います。

迷子の保護は、同じ場所を行ったり来たり立ち止まったりという不審な動きを見てこちらから声をかけるパターンが多かったんですが、彼は、彼の方から「空蝉クエの場所を教えてほしい」とテルが来ました。快く引き受け、空蝉クエの場所まで送り届けると、お礼を言ってくれた後、「海蛇で何をしていたんですか?」と質問されました。金策していたことを話すと強い興味を示したので、僕はそのまま、NMのポップ位置や時間、何を落とすか、合間に雑魚サハギンを狩って「獣人の財宝」クエストをやっていることなど現地に移動しながら、1つ1つ説明しました。フレが僕に教えてくれたように。一通りの説明が終わると、彼は「<風曜日>さんが海蛇にいないときだったら挑戦してもいいですか?」と訊いてきました。黄色ネームは誰のものでもなく、海蛇だって誰のものでもありません。そのことを伝え、「ライバルとして迎え撃つぜ!」的なことを言った気がします。

彼にそう言ったものの、その日を境に海蛇をサーチして彼の名前を見つけた日は、僕は海蛇に近寄らないようにしました。海蛇に籠っていた数か月のうちに、僕は当時のレベルカンストである75に達しており、金策の幅が広がっていたので海蛇に籠らなくても大丈夫になっていたのです。そして、別の金策にハマった僕は、海蛇に近寄ることもなくなり、海蛇で迷子を保護することもなくなりました。


後日、たまたま海蛇に行く用事があって、海蛇をサーチすると彼の名前がありました。なんとなくNMポップ場所を覗くと張り込んでいる彼がいて、それを見た僕は、なんだかニヤニヤしてしまいました。「よしよし、僕が教えた通りにやっているな」という謎目線の想いですが、嬉しかったんです。フレから僕、僕から彼へと引き継がれたような気がして、とてもとても嬉しかったんです。


彼とはその後、特に絡みがあったわけではなく、フレ登録したわけでもなく、再会することもなかったように思います。まさに一期一会。そんな出会いがたくさん転がっていたあの頃のヴァナ・ディール。
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コメント

1. 無題

いつも楽しく拝見しております。
自分も似たような経験あったなぁなんて懐かしく思いました。

歳なのか詳しくは思い出せないですが、
金策が冒険だった頃は楽しかったっていうイメージだけ残ってますw

Re:無題

コメントありがとうございます!

>自分も似たような経験あったなぁ

たぶん、ヴァナのあちこちで起きていた風景だったんだと思います。僕の拙い文章で、1人でも楽しいと感じてくださる方がいるというのは、恐悦至極。今後もおもひでぽろっとポエミーな日があると思います。どうぞよろしくです!

2. 無題

お、お師匠さまッッ・・・!!!
久しぶりのヴァナ・ディールのカタチなのに気づくのがこちらも遅れた不覚!不覚!!
でも相変わらず情緒あふれる優しい語り口で紡がれる素敵な思い出。堪能させていただきました!

一期一会、いいですね。フレとかLSとかいう関係じゃないけど、世界のどこかでつながった感覚。大好きです。そんな出会いがあちこちにあったヴァナ・ディール、懐かしいですね。
私はいつも送ってもらう迷子側とか教えを受ける側ばかりだったので、「弟子」に託してそっと見守る風曜日さまの懐の深さがカッコよくて痺れました。
また素敵なお話、楽しみにしています!

Re:無題

コメントありがとうございます!

>「弟子」に託してそっと見守る風曜日さまの懐の深さがカッコよくて痺れました。

長文にならないように注意した結果、意図せずキレイな部分だけ残っちゃいましたが、心細そうなタルタルの迷子が僕のあとをついてくるのを見て「たるたるかわえええええ」と変質者ばりに鼻息が荒かったこととかね。NMポップ位置でNM張りしている彼の姿を見た瞬間に歓喜したのは事実なんですが、6%くらいは「僕の方が先輩だから!先輩は後輩に譲るものだから!」という涙目な思いがあったりとかね。そういう闇の部分もわるわけですよ。かっこよくないw全然かっこよくありませんw

このブログについて

某鯖、某プレイヤーによるFF11雑記。

ジラ組。2011年春休止。2014年冬復帰。ボッチ系野良主催だったはずですが、フレのドーラさん、トガシさんと遊んでることが多いです。2016年に復帰したリアフレのサムは、レアポップですが生きてます。

そんな僕らの脱力的日常から、厨二病ポエムまで幅広く扱う雑食系ブログです。非攻略ブログのため、攻略っぽい記事はお手本ではなく「ヘタレな僕だけどがんばったよ」的なただのチラシの裏です。

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